クリントン長官 同盟強化演出 首脳会談、拉致で配慮
ヒラリー・クリントン国務長官の今回の来日で非常に不思議だったのは、ほとんどのマスコミが歓迎一色だったこと。
・政権で最初の訪問地が日本だから日本重視だ
・ラチ
・ヒラリー大人気
の3点ばかりだったような気がする。特にNHK。
訪日前から警戒する人は警戒していて、
・軍事協力、経費負担
・国債購入圧力
・過去の日本パッシング
に言及していたのだが、その点はほとんどの大手メディアは無視または極小の扱いだったのではないか。(下記記事は警戒心を表現している点で珍しいと思う。)
あまりにも不自然。
これってアメリカまたは外務省への迎合?それともマジ?
誰か教えて。
東京新聞 2009年2月18日 朝刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009021802000090.html
クリントン長官 同盟強化演出 首脳会談、拉致で配慮
クリントン米国務長官は十七日、中曽根弘文外相、麻生首相と相次ぎ会談した。日米双方は日米同盟関係を一層強化していくことで一致し、オバマ新政権の出方に注目していた日本政府側を安心させた。ただ、クリントン氏の日本へのサービスぶりは、アフガニスタン、パキスタンなどテロ対策での日本のさらなる役割を求める伏線との見方もあり、日本政府も手放しでは喜んでいられない側面もある。 (高山晶一、荘加卓嗣)
「麻生首相をホワイトハウスに最初に迎える指導者にしたい」。クリントン氏は中曽根氏にこう持ちかけたという。日本側にとっては大きなプレゼントだった。
日本国民にも人気のあるオバマ大統領との会談によって、支持率回復を狙っていた麻生首相は一日でも早い初会談を望んでいた。
三月下旬の会談が有力視されていたが、クリントン氏が提示したのは、わずか一週間後の今月二十四日。首相はクリントン氏に「ご招待に感謝する」と喜んでみせた。
クリントン氏は北朝鮮による日本人拉致問題でも、六カ国協議の中で核、ミサイル問題と併せて解決する考えを表明。拉致被害者家族会との面会でも積極的な取り組みを約束するなど、日本の立場に最大限の気遣いを見せた。
政府は、こうした米側の姿勢を「米国にすれば、将来、中国と相対することを考えたら日本は戦略的に重要なパートナーととらえている証拠」(政府関係者)と分析している。
加えて、米側には、テロとの戦いで日本のさらなる側面支援を求めたい考えがある。
クリントン氏は今回の会談で日本に新たな役割を求めるようなことは一切発言していないが、これまでの日本のアフガニスタンやイラクなどでの活動を高く評価したことは、「今後」をにらんだメッセージなのは確かだ。
民主にも『保険』 政権交代視野に先手
一方、クリントン氏は野党民主党の小沢一郎代表との会談にこだわった。麻生政権の弱体ぶりや次の総選挙で民主党政権が発足する可能性があることは米側もよく知っており、保険をかけたわけだ。米国にしてみれば、民主党はやや付き合いにくい相手だ。同党は日米地位協定の抜本的改定を求めているほか、在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の「不断の検証」を主張。小沢氏は十六日、米国のアフガン増派方針を「大衆の心をつかまないと、いくら兵隊を派遣しても勝てない」と批判している。
クリントン氏としては麻生政権に加えて、民主党と早い段階から関係を強める必要性があると判断し、異例の会談を求めた。
「従属関係の同盟はダメ」小沢代表
民主党の小沢一郎代表は十七日夜、都内でクリントン米国務長官と会談し、日米同盟を強化していくことなどで一致した。クリントン氏が日米同盟の重要性を指摘したのに対し、小沢氏は「日米同盟が何より大事だ」と応じた。ただ小沢氏は「同盟は従属の関係であってはならない。対等なパートナーシップで初めて同盟になる」と強調し、自民党との違いを明確にした。
小沢氏は米軍再編問題について「両国で世界戦略を話し合い、合意を得た上で個別問題に対応することが大事だ」と主張した。
小沢氏はオバマ政権のアフガニスタン増派に批判的な立場だが、今回の会談では言及しなかった。
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